この原稿を書いているのは東京モーターショーのプレスデー前夜。かつての勢いこそないものの、東京は依然として主要な国際モーターショーのひとつであり、この時期になると世界各国から多くのプレス関係者やメーカー関係者が集う。
バリー・シーンのいた時代
1983年の今くらいの季節だった。茅ヶ崎のガレージ湘南でジンプライズのウエストバッグを買ったときにもらったスズキのカレンダーに、バリー・シーンのページがあった。
F1ジャーナリスト世良耕太の知られざるF1 PLUS vol.08 本気と意地の富士
「富士だけ勝っていないので、なんとしてでも勝ちたい」と言ったのは、アウディ・スポーツの代表、W・ウルリッヒだ。
クルマとバイクを美しく乗りこなそう
FEATURE1 2190万円のナンバー付モトGPマシン~HONDA RC213V-S
今年、ホンダは衝撃的なバイクを世にはなった。2輪ロードレースの最高峰モトGPを走るワークスレーサーの「レプリカ」だ。
ULTIMATE JAPAN アルティメイト ジャパン
1989年、平成元年に日本のクルマは世界の頂点に登りつめた。日本のビンテージイヤーと呼ばれたこの年は、GT-Rが復活し、ロードスターが発売され、セルシオ=アメリカ名レクサスが世界の高級車に衝撃を与えたのだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.75 VW不正事件とジャーナリストの務め
VWにとって未曾有のスキャンダルになったディーゼル車の排ガス問題。事の発端となった米国に加え欧州でも不正が発覚するなど、ことはVWの経営、ひいてはメイドインジャーマニーの信頼失墜にまで及びつつある。
東京モーターショー2015「東京モーターショーは日本のクルマ文化と共にあった」
第1回東京モーターショー(10回目までの正式名称は全日本自動車ショウ)は、1954年4月20日~29日に開催された。会場は日比谷公園内広場。屋外で行われたということだ。
F1ジャーナリスト世良耕太の知られざるF1 PLUS vol.07 鈴鹿に帰ってきたホンダ
鈴鹿サーキットで開催された昨年のF1日本GPで、ホンダは2015年に投入するパワーユニットの最新映像を先行公開した。
ロードスター メディア対抗4時間耐久レース 二輪レーサーが挑む初めての四輪レース
2輪が感覚的で時に勢いも必要とするフィジカルな乗り物だとすれば、4輪は理性的でどちらかと言えば多くの場面で我慢を求められるメンタルの乗り物。
FEATURE1 いつかのチャンスのために~DUCATI ムルティストラーダ1200S
今回ドゥカティの新しい「ムルティストラーダ1200S」を北海道で試乗するチャンスを得た。道東、周辺の約160㎞に及ぶ北海道らしい試乗コースの中には、「ムルティストラーダ1200S」の走破性を試すべく林道が含まれている。
FEATURE2 カタログ以上雑誌未満~「APIO JIMNY LIFE」
ステアリングを握りしめた私は、今まさに冒険への扉を開こうとしている。日常から解き放たれる清々しさ、まだ見ぬ世界へ飛び出す寸前の胸の昂りが、体中を駆け巡る。