モタスポ見聞録 Vol.28 マン島TTを撮影する

文・山下 剛

マン島TTへ行ってきた。今年は雨がとても多く、走行予定時刻が近づきコースサイドで待機していると「キャンセル!」とマーシャルが大声をあげ、観客はザワザワ&とぼとぼと帰る。

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TRIUMPH FOR THE RIDE「スピードツイン」という名に込められた想い

文・伊丹孝裕 写真・長谷川徹

トライアンフが2輪の生産を開始したのが、1902年のことだ。現存する2輪メーカーとしては最古のひとつであり、海外資本が入ることなくイギリスの血統を守ってきた稀有なブランドである。

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特集 時代を飛び越える力 バイクとスマホの親和性

文・山下 剛

 バイクに興味を持った、あるいは乗りはじめたきっかけを尋ねると、40~50代の返答は十人十色ではあるものの「男の子は16歳になったらバイクに乗るものだと思っていた」という言葉に集約される。

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これからのジャーナリズム

文・山田弘樹

「バガボンド」という作品がある。’98年から連載を開始した吉川英治「宮本武蔵」を題材としたマンガであり、累計4千万部以上ともいう、とてつもない発行部数を誇るだけにご存じの方も多いはずである。

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平成不良少年

文・山田弘樹/写真・長谷川徹

とびきりのフツウが欲しいのさ。
 ここ数年、心がシンプルなものを求めるようになった。もともとボクの中にはそうした気質はあるのだけれど、40代半ばを過ぎた辺りからこの思いが加速するようになった。

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特集 今、クルマに足りないもの Happiness

写真・長谷川徹

 AE86に四半世紀以上乗り続けている山田弘樹は、小型のFRハッチバックがあればクルマ好きはもっと増えると言い、古いイギリス車を愛する吉田拓生は、現代のクルマは生涯に渡って持ちたいと思わせる魅力がないと言う。

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モタスポ見聞録 Vol.23 パリダカの概念

文・三橋 淳

パリもダカールも、そしてアフリカさえも走らなくなった。それが2019年は国すら跨らなくなった。ペルー1国での開催で、クロスカントリーという概念すらも捨て去った。

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ライダーの未来とバイクという呪縛

文・神尾 成/写真・長谷川徹

ちょうど1年前に「リッターバイクの先にある125㏄」という、これまでのバイク人生を綴った文章を書かせて頂いた。

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モータースポーツのこれからのために。平手晃平のfestival di 2&4

文・若林葉子/写真・大川浩伸

「今度、平手選手が水鉄砲のイベントをやるんだって」
そんな話を聞いたのは今年の夏のことだった。「水鉄砲とはまた突飛な…」とは思ったものの、よくよく調べてみると、会場となる芝生広場「町田シバヒロ」の公式ホームページでも紹介されている。

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カタナとは何か

文・横田和彦/監修・神尾 成

先月ドイツの「インターモト2018」で正式発表された新型KATANAは、往年の名車であるGSX1100S KATANAと同様に多くのライダーから愛される存在になるのだろうか。来年発売されるというこのニューモデルを迎える前に「KATANA」というバイクとは何かをもう一度振り返っておきたい。

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