岡崎五朗のクルマでいきたい vol.140 電動化モデルに絶対解なし

文・岡崎五朗

 前号では電動車=電気自動車とは限らないと書いた。続編として今回は様々な電動化モデルを解説していこう。

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二輪に進出したBMW M

文・山下 剛

BMW M1000RR

車両本体価格:¥3,783,000~(税込)
エンジン:水冷並列4気筒4ストDOHC4バルブ
総排気量:999cc 車両重量(乾燥重量):170kg
最高出力:212ps(156kW)/14,500rpm
最大トルク:113Nm/11,000rpm
※Mコンペティション・パッケージ

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技術屋集団 三菱自動車 VOL.7 パジェロの歴史

文・世良耕太

 三菱自動車は戦後、新三菱重工業時代の’52年に米ウイリス社と契約し、’53年にジープのノックダウン生産を開始した。

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技術屋集団 三菱自動車 VOL.6 1990年代後編

文・世良耕太

ランサーセディア (2000年-2009年)

ミラージュセダンと統合されて、ランエボⅦのベースとなるランサーセディアが2000年に発売された。ランエボのベースとなっているだけあり、共通のデザインやパーツが存在する。ランエボに似ているけどセディアって何? みたいな質問がWEB界隈で話題になったりもした。当時のTVCMでは、欧州の街並みの中をドリフトしながら快走するシーンがあり時代を感じる一幕だ。

 1996年8月、三菱自動車は「技術の三菱」を象徴するような画期的な技術を実用化した。

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岡崎五朗のクルマでいきたい vol.139 電動化=EV化という勘違い

文・岡崎五朗

 このところ大きな話題となっているクルマの電動化。2050年のカーボンニュートラルに向け徐々にCO2を減らしていくのに電動化は必要だが、問題は「電動化」という言葉が誤解を招きやすいこと。

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宮崎アニメとクルマたち ジブリで描かれたクルマたち

写真・長谷川徹

もしフィアットのチンクエチェントが『カリオストロの城』に登場してなかったとしても、現代版のチンクエチェントは発売されたのだろうか。

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技術屋集団 三菱自動車 VOL.5 1990年代前編

文・世良耕太

FTO (1994年-2000年)

1975年に姿を消したギャラン・クーペFTOから19年ぶりにFTOの名を冠して登場。ランサー/ミラージュとプラットフォームは共通ながら、シート位置をホイールベースの中央にレイアウト。リアオーバーハングを短くすることでスポーツカー的のスタイルとなった。V6 2ℓエンジンを搭載し当時は、国産FF車最速の異名を持つ。’94-’95年の日本カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた。

 三菱自動車が1992年に発売した新型ギャランは、世界初の機能を持ったINVECS(インベックス:インテリジェント&イノベーティブ・ビークル・エレクトロニック・コントロール・システム)を搭載していた。

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岡崎五朗のクルマでいきたい vol.138 EVでトクをするのは誰か

文・岡崎五朗

 10月26日の施政方針演説で菅総理が表明した2050年のカーボンニュートラル宣言。続いて毎日新聞とNHKが報道した2030年代後半のガソリン車販売禁止。

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