FEATURE1 金田のバイクの決定版〜電動バイクzecOOゼクウ

 「なんとか間に合った!」

 マンガやアニメの『AKIRA』に魅了された人なら、このバイクを見てそう思うことだろう。2020年、マンガと同じく東京オリンピックが開催されると来れば、「じゃあ〝金田のバイク〟はどこだ!?」と、言いたくもなろうというものだ。

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カーボンは最強なのか〜アライヘルメット

 「カーボン」は軽くて強い素材として注目を集めている。F1をはじめ、世界のトップカテゴリーで走る車両はカーボンで製作するのが一般的だし、やはり、軽くて強い特性が好まれて、航空機にも適用例が増えている。

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なぜ私はSUZUKIなのか vol.6(最終回)スズキのモノ造りのフィロソフィー

GS650GがED1、KATANAがED2、写真のGSX1100EZ(赤)とGSX400E3カタナ(銀)はED3 と呼ばれるデザイン案から製作された。EDとはヨーロッパデザインの意味である。‘80年代初頭、信頼性において確固たる地位を築いたスズキは、デザインに対して新たなチャレンジをはじめていた。

 GSX400E3カタナ、GSX400FWS、GS650G1、GSX750S1、GSX-R1100J、GSX1100EZ、DR250R、GSF1200…。

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FEATURE1 受け継がれたヤマハイズム YZF-R25

 熱いヤマハが帰ってきた。「YZF-R25」を全力加速させ、スチール製ダイヤモンドフレームに搭載された新設計の水冷並列2気筒エンジンをレッドゾーンまで回したときにそれを実感した。

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ジャンルを飛び越えろ シンクロ率を上げる 〜epilogue〜

 ジャンルは人間が創造したものを区分するために使われる言葉である。本来ジャンルとは芸術作品や文学作品をひとつの側面から客観的に分類することをいう。

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FEATURE1 ハスクバーナのアイデンティティー

ブルー、イエロー、ホワイトはハスクバーナの生まれ故郷であるスウェーデンのナショナルカラーだ。

 2013年、ハスクバーナモーターサイクルがピエラインダストリーによって買収、オフロードバイク界のトップブランドであるKTMの傘下に入ったというニュースは、世界中のファンに衝撃を与えた。

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トライアンフ モーターサイクルズジャパン 新社長インタビュー

「トライアンフという伝統のブランドを日本で広げたい」

 先頃、トライアンフ・ジャパンがトライアンフ・モーターサイクルズ・ジャパンへと名称を変更。同時に、新社長として野田一夫さんの就任が発表された。これによって、今後のトライアンフの展開に新しい風が送り込まれるのは間違いない。

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なぜ私はSUZUKIなのか Vol.3 アメリカとGSX-Rに育てられた

油冷エンジンを搭載して1985年に発売されたGSX-R750は、世界的な大ヒットモデルとなった。改良を続け’90年代からは水冷エンジンに変更。’96年には、ケビン・シュワンツのRGV-γのディメンションを踏襲するなど進化を続けた。写真のGSX-R750は2000年モデルとなる。このモデルをベースにして、GSX-R1000は誕生した。

 バイクが同じなら…。

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なぜ私はSUZUKIなのか Vol.2 スズキという魔界

GSR750は改造してくれと言わんばかりの「余地」をどう楽しむかがポイントだと思う。このマシンは、テクニカルガレージRUNのカスタムメニューで、K-FACTORYのフルエキゾーストと精密ビレットパーツで着飾っている。(大鶴義丹)

 バイク乗りだけのスラングだが、スズキのバイクでないと気持ちが燃えないバイク乗りのことを「スズ菌感染者」と言う。そしてバイク乗りの中でも特殊な一派だと、羨望と異形の混沌とした視線を受けている。

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クラスレス感が魅力の孤高の存在

 「390 DUKE(デューク)」が納車されて8ヵ月ほどたった。僕にとって人生初めてのバイクだ。待ちに待って手に入れたこのバイクを僕はかなり気に入っている。付き合い始めて分かったことだが、このDUKEの一番の強みは「軽さ」という点だ。

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