モタスポ見聞録 vol.15 レース好きとバイク好き

文・丸山 浩 / 写真・佐藤寿宏

加賀山のマシンは、チームメカニックが製作した鉄フレームにGSX-R1000のエンジンを積んだオリジナルのカタナ。フロントはGSX-Rの純正を基本とし、リアはユニットプロリンクとなっている。

 「バイクはレースの道具」そう考えるレーシングライダーは多い。市販車についてあまり知らず、免許証を持っていない人も珍しくない。

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50代に突入した文学者、大鶴義丹

文・若林葉子 / 写真・渕本智信

aheadのコラムで振り返る彼との12年

 大鶴義丹がaheadに連載を始めたのは2006年9月(vol.41)のことだ。

 当時、38歳。「いい大人が『遊び』でバイクに乗り続けることは道楽ではなく決意だと思う。そんな自分であり続けようとする洒落心とも言える。

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特集 クルマとバイクの世代論

写真・長谷川徹

 「クルマ」や「バイク」と一言で言うが、世代によってその捉え方はまったく異なる。品格ある絶対的存在としてクルマがあった時代、自らの成功を証しするものとしてクルマやバイクに憧れを抱いた世代、そしてクルマやバイクが単にひとつのツールとなった世代。

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アライに刻まれるドゥルディ・パフォーマンス

文・サトウマキ

 ヘルメットのグラフィックデザインにはその人の個性が表れる。ヘルメットはバイクに乗る上で必要不可欠であるため、誰もが必然的に被っている。

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モタスポ見聞録 vol.11 タフさを取り戻すダカール

文・春木久史

 5年ぶりにペルーでのステージが復活。ルートの概略が発表された段階で、各チームとも今年は特に前半と後半で難易度の高いステージが連続すると予想した。

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モタスポ見聞録 vol.9 ダカールで勝てないホンダ(HRC)

文・春木久史(BIG TANK MAGAZINE編集長)
2017年の出場選手。左からパウロ・ゴンサルヴェス(#17)、ホアン・バレダ(#11)、マイケル・メッジ(#15)

 「このバイクは遅い」。ホンダの本格的な取り組みは、ライダーが漏らしたこの言葉から始まった。

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オフロードバイクはレジャーになるのか〜手ぶらで“しどき”に行ってみた。

文・橋本洋平 写真・長谷川徹

 今は、何でもレンタル&1日体験で遊ぶのが当たりまえになってきた。サーフィンやサップボード、ダイビングからスノボーまで、手ぶらで現地に行って思いきっり楽しむ時代。

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