喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではないけれど、今年の大雪を覚えてますか? 僕が住んでいる東京では、2月8日と14日の2回、大雪警報が発表された。ひと冬に2回の大雪警報は16年ぶり。東京都心で積雪が20センチを超えたのは20年ぶりだったそうだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.63 メーカーオブザイヤー?
今年も日本カーオブザイヤー(COTY)の季節がやってきた。COTYはあらかじめ投票で10台のクルマをノミネート(10ベストカー)し、その10台のなかから最終選考で順位を競う。ここでもっとも多くの得点を獲得したクルマがその年のカーオブザイヤーとなるわけだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.62 “いいクルマ”の答
いいクルマってどんなクルマのことなのだろう? 燃費を重視する人もいるだろうし、安全性を重視する人もいるだろう。その他にもデザイン、走行性能、室内の広さ、色など、クルマの魅力を構成する要素は膨大だ。加えて、主観によって決まる数値では表せない項目の多さが、話をさらに複雑化させている。要するに、10人いればいいクルマの定義は10通りあるというわけだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.61 日産が今、すべきこと
日産でインフィニティブランドを統括していたヨハン・ダネイスン氏が退職した。アウディから移籍してわずか2年。昨年にはナンバー2のカルロス・タバレス氏も日産を去っている。そんなお家騒動含みの展開に加え、肝心の業績も振るわない。就任から15年。見事なV字回復を達成したカルロス・ゴーン社長の神通力にもついに陰りが見えはじめたようだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.60 燃料電池車を照らす大発見
トヨタが来年に市場投入を予定している燃料電池車(FCV)。ホンダもそれに追随する見込みで、ついにFCVが街を走る時代がやってくる。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.59 芸能人の交通事故
先日、タレントのつちやかおりさんが交通事故を起こしたというニュースが新聞、テレビ、webで盛んに報じられた。どうやら一時停止を無視した自転車が横から突っ込んできたようだ。多くの事故はドライバーの注意とテクニックで防げるが、なかには今回のように防ぎようのないケースもあるわけで、彼女にとっては不運だったとしか言いようがない。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.58 クルマにスマイルランプ
先日、横浜で首都高が主催するトークショーに出演した。テーマは「首都高を楽しく安全に走ろう」というものだったのだけれど…いざスタートすると思わぬ方向へと話題が進んでいったのだった。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.57 温暖化とタイヤ分布図
2013年の世界の平均気温は1891年の統計開始以降2番目に高い値となった。地球は確実に温暖化してきているのだ。その影響を思わぬ形で受けているのが日本のタイヤメーカーだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.56 奥深いタイヤの溝
2度にわたる2月の大雪は、首都圏に住む人にもスタッドレスタイヤの重要性を印象づけた。僕も、次の冬は自分のクルマにスタッドレスタイヤを履かせることに決めた。新商品が出揃う夏になったら商品選びを始めるつもりだ。
岡崎五朗のクルマでいきたい vol.55 いいものを評価する世に
同じ事柄でも、立場が違うと見え方が180度違うことがある。最近よく思うのが、クルマ作りをする際のコストに対する考え方だ。
「岡崎五朗の」クルマ購入論(3)
500万円あればクルマは何でも選べる
大金持ちならいざ知らず、血中クルマ好き濃度の高い一般人にとって、常に悩みのタネになるのが予算だ。一度はポルシェに乗ってみたい。AMGってカッコいいね。いやいや自分はマセラティ派だな…。そんな会話の後に続くのは、決まって「宝くじが当たったら」という半ば諦め混じりの言葉。 “「岡崎五朗の」クルマ購入論(3)” の続きを読む
「岡崎五朗の」クルマ購入論(2)
現実的に選ぶいいクルマ
そうはいっても、燃費だけでクルマを選ぶなんて面白くない。aheadの読者にはきっとそう考える人が多いだろう。もちろん、プリウスやリーフ、アウトランダーPHEVのような電動化されたエコカーを、ある種のファッションとして乗りこなすという方法論も大いにアリだ。 “「岡崎五朗の」クルマ購入論(2)” の続きを読む