FEATURE1 アライの生んだコロンブスの卵 ~シールドにシェードを付けるという発想

『プロシェードシステム』価格:¥6,800(税別)
問い合わせ:アライヘルメット 048(641)3825  www.arai.co.jp

  シェードを上げるとサンバイザーになり、下げればスモークシールドとして機能する。ふたつの機能を持つオプションパーツの『プロシェードシステム』がアライヘルメットから発売された。取り付けはとても簡単。フルフェイスヘルメットの既存のシールドを外して、『プロシェードシステム』に交換するだけで済んでしまう(*)。

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鈴鹿8耐黎明期のヨシムラ

  毎年10万人近い観客が訪れることから夏の祭典と呼ばれる鈴鹿8耐。数々のドラマを生み、多くのヒーローを誕生させる檜舞台といえるレースだ。今年60周年を迎えたヨシムラにとっても鈴鹿8耐は縁深い。’78年の初回大会で優勝、世界選手権に昇格した’80年も制し、「ヨシムラ」のカタカナ4文字を世界に轟かせるきっかけとなった。ヨシムラは鈴鹿8耐の黎明期をウエス・クーリーやグレーム・クロスビー、ケビン・シュワンツらと共に闘った。当時の鈴鹿8耐とヨシムラの軌跡を、F1カメラマン原富治雄の写真から振り返ってみたい。

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FEATURE02 ランエボ・フォーエバー

2代目ランエボで3ナンバーのワイドボディになったランエボV(’98年1月発売)。当時、群を抜いて速く、メカニズムも洗練されていた。名声はこの2代目で確立した。

  2.0ℓという限られた排気量内で最高のパフォーマンスを目指し、モータースポーツを通し技術力と速さに磨きをかけてきたのがランサー・エボリューションだ。WRC(世界ラリー選手権)で大暴れし、数多くの神話を築いたランエボが、年度内でSST車(*)の生産を終える。ランエボの終焉が三菱と日本の自動車界に与える影響は限りなく大きい。

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岡崎五朗のクルマでいきたい vol.60 燃料電池車を照らす大発見

  トヨタが来年に市場投入を予定している燃料電池車(FCV)。ホンダもそれに追随する見込みで、ついにFCVが街を走る時代がやってくる。

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F1ジャーナリスト世良耕太の知られざるF1 vol.51 加速するル・マンへの流れ

  2015年にル・マンに復帰する日産のプロジェクト責任者は、ル・マンのパドックでこう言った。「ウチのホスピタリティにはヨソのチームのドライバーがひっきりなしにやってくる。よほどウチのコーヒーがおいしいんだね」と。顔を売り込みにやってくるドライバーの行動をジョークで包んだのだった。

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伊丹孝裕のPIKES PEAKパイクスピークへの挑戦 2輪部門、日本人初表彰台を目指せ!

  4301mという山頂のゴールを目指し、僕は昨年初めてパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに挑戦した。世界中のモータースポーツの中で最も高い標高に位置するチェッカー。そこでトップを獲るということは、ヒルクライムの世界の頂点に立てることを意味し、それを実現した時の爽快な気分を何度となくイメージした。

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ダカールへの道 Vol.1 HINO TEAM SUGAWARAに参加

  この春、3月も終わりに近づこうとする頃、1本の電話があった。電話の主は菅原照仁さん。ダカールラリーに参戦しているHINO TEAM SUGAWARA 2号車のドライバーだ。1号車のドライバーである父・菅原義正さんとともに、日頃からお付き合いがある。電話の主旨は、次のダカールで協力してくれないかという話だった。

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オンナにとってクルマとは vol.46 マンナカニスタの女

  いつも、5人で1台のクルマに乗って撮影に出かけるメンバーがいて、その中の20代女性編集者Aちゃんは、いつの頃からか「マンナカニスタ」を名乗っている。

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おしゃべりなクルマたち vol.71 フランス流節約術

  モノにもコトにもお金にも、セコセコするのは嫌いだが、これだけ大雑把なのもマズい、こう思いつつ私は年齢を重ねてしまった。パンを作っては作り過ぎて近所に配り、配り過ぎてウチの分がなくなり、再び作っては同じ轍を踏む。

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